サングラスの季節

梅雨に入りまして、蒸し暑い日も多くなりましたが、
まだ肌寒く感じる日もあります。
体調に気を付けましょう。

豪徳寺店でございます。
日差しもきつくなり始め、サングラスをお求めになるお客様も多く見られてきました。
最近では単純なサングラスの他として、「調光レンズ」を相談される方もいらっしゃいます。

今回はその「調光レンズ」について少しお話したいと思います。

調光レンズを知っている方は、おおよその仕組みは想像出来ていますが、
どの位まで濃くなるのか?
屋内や夜は透明なのか?
などの様々な疑問が皆様あるようです。
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まずは濃さを見てみましよう。
一般的にどのメーカーでも多いグレーと茶色で見てみます。

左側が屋内や夜
真ん中が日中の曇りや雨の日
右側が晴天の日

大雑把に分けるとこの様な感じですが、一概には言えないところがあります。
特徴としまして、発色は太陽光を浴びて濃くなるのは皆様想像出来ていますが、
紫外線でも反応しますので、雨天でも濃く発色することがあります。

ちなみに屋内や夜では、色がうっすらある程度です。
白い生地などに当てたら、色あるなと思う程度なので、感覚としてはほぼ透明です。
(茶色は入ってる感じがわかるので、透明には感じないかもしれません。)

濃度はメーカーによって設定が違います。
最大で凄く濃くなる物もあれば、程よい発色までの物があります。
それに関しては、直接お店の店員さんに伺うのが良いと思います。

もう一つ、これはお客様に質問されることはあまりないですが、
いざ使ってみて思ったという感想です。

それは、発色と退色の時間です。
これは調光レンズ全ての特徴ですが、

「発色は早いが退色は多少遅い」

という点です。
これにより心に留めて置きたい場面は、運転時のトンネル侵入です。

曇りなどで程々の濃さなら視界の影響は少ないですが、色が濃い状態では、
トンネルに入った直後に注意が必要です。
前述の通り、すぐには退色しないので、その点は心得て頂ければと思います。

注意点もいくつかあります。

・運転時では、車のフロントガラスは大抵は紫外線カットされているので、
天気が良くても、思ったより濃くならない事があります。

・調光レンズは特性により、普通のメガネより劣化を感じやすいです。
言うなれば、2〜3年後には最初のような発色効果は出なくなります。

・レンズの表面に発色のコーティングが施されているので、内側から紫外線を当てても発色はほぼしません。

利点もあれば難点もあります。その他気になることがあればご相談下さい。

当店では最初にご紹介させて頂いた色の他にもあります。度数の強い方は、多少厚みが出てしまう可能性がありますが、その点はお店にて、
詳しい度数と対する厚みを調べますので、お気軽にご相談下さい。

長くなりましたが、お付き合いありがとうございました。ではまた。

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